結婚式で渡す引き出物の3つの基本
先日、会社の同期の結婚式に夫婦で参列してきました。
HSPな私は正直、結婚式、披露宴、二次会が恐怖でしかなかったのですが同期の中でも一番に仲の良い娘で、結婚を本当に喜ばしく思っていたので参列しないという選択はありませんでした。
土曜日の時点で夫には「明日たくさんの人がいる会に参加するのが怖くて仕方がない」と何度も漏らしていました。
結婚式では・・・
同期は、社内恋愛で結婚しました。
なので、参列者の63%が会社の人間でした。
それはまぁしかたないことだなと。
それでも、私と夫のいたテーブルは同期と、研修で大変お世話になった恩師がいたのでとても楽しく、結婚を祝うことができました。
細かいことを言うと、式の会場のスタッフさんはプロ意識の掛けた人たちばかり、自分の仕事をこなすだけのひとたちだったので不快に感じる部分がありました。
披露宴の司会の方も、新郎新婦の名前も覚えていない、言うことがいちいちチクチクしている怖い方でした。
さて、二次会です・・・。
二次会と言えば、親族や会社の上司が参加されないことが多く、若い人たちで!というイメージがありました。
立食形式でしたし、それが濃厚かなと。
披露宴には来られなかった同期もくるのかなぁ新婦の会社以外の友人もくるのかぁなんて思っていました。
会場で料金を払い、入室すると
え、部長クラスいるじゃん。
しかも、みーんな室内を囲んでいる椅子を占拠している。
いや、おじさんたちをなんでよんでるの・・・・
二次会は若者たちが周りをあまり気にせずお祝いする席のイメージだったのですが、おじさんに気を使いっぱなし。
披露宴に来られなかった同期も
「え?なにこれ。新年会か何か?俺間違えたか?」
あってるよ!あなたが参加しているのは、結婚式の二次会だよ!
しかもイベントも、部長課長とは必ず絡むチーム分けのされたもので…
二次会会場のスタッフもプロ意識の掛けた人たちばかり、自分の仕事をこなすだけのひとたちだったので不快に感じる部分がありました。
あまりにもストレスフルなできごとが一日にいくつも襲ってきたので二次会前から頭痛腹痛が止みませんでした。
引き出物まで・・・?
結婚式の引き出物はカタログギフトでした。
定番だし、感じ方は人それぞれですが、二人が参列者のことを考えて選んでくれる品物のほうが私はうれしいです。
カタログギフトをぱらぱらーっと眺めていて違和感にきづきました。
これ、3000円のカタログじゃない?
ちょっと、どうなんでしょうか。
私は夫婦で参加しています。
ほかの友人とはご祝儀に包んでいる額が違います。
それなのに、ほかの友人と同じ3000円のギフト?
引き出物のマナーの基本
私の常識がおかしいの?と思い調べてみました。
ちょっと調べりゃすぐ出てくるやんけ。
私の時はどうだったかな。自分で調べたのかプランナーさんが教えてくれたのか。
金額について
結婚祝いへのお返しはだいたい半額相当という目安があるけれど、ご祝儀は当日まで額がわからないので、そこから考えるのは難しい。
地域にもよるので決まった目安はなかなかないが、料理代の半額程度といわれることもある。相場を見てみると、全国平均の金額は5400円で、3000~4000円未満の人が41.5%と最も多く、次いで5000~6000円未満が21.4%という結果になっている(調査平均)。
また、よりゲストに喜ばれる物を選びたいと、最近は贈り分けをするのがスタンダード。ゲストによってギフトの中身を変えた人は83%にもなる(調査平均)。
私が参列した式では友人へは3000円、友人夫婦へは5000円とかでしたね。
参列者のプロパティや好みで中身は変えました。
友人であってもそれぞれ特性がありますから変えてみました。
品数について
これも地域によって差はあるけれど、基本は引出物+引菓子で、品数は2~3品くらいが最も多い。
かつては割り切れる偶数は避けることが多かったが、最近は引出物1品、引菓子1品の計2品というカップルも珍しくない。
品数2品て、引き出物の価格かなり高いのかな…
それとも、自分たちが負担する金額を考えてなのかな…
負担する金額はもちろん大切ですが、祝いに来てくれた人のことを考えてほしい。
品物について
選ばれている品物のランキングがありました。
カタログギフトはやはり人気なのですね。
システム利用料は多く掛かりますが、下手な品物を選んで、相手から「センスねぇな」と思われるの怖いですしね。
でも、品物をもらったとしても、プレゼントをもらった時と同じで、その品物を私たち参列者のために選んでくれたんだという気持ちが生まれるので、いいと思いますけどね。
選ぶのが怖いのと面倒くさいのと、カタログの便利さからなのでしょうか。
夫婦で招待した場合
引出物を2つ用意してダブっても仕方がないので、基本は1家族に1つ。ただ夫婦で出席の場合は、ご祝儀も多めに頂くので、1人で参加するゲストへの引出物と同額の物ではなく、ランクアップした品物を準備して。
うん、ここです。
今回の私の心にとって大事な部分です。
やはり基本的に1人参列者と同額はスタンダードではなさそうですね。
危うく自分の常識を書き換えるところでした。
お祝いの席とはいえ…ね。
私たち以外にも夫婦で参列していると思われる方が二組いましたが、どう感じたんでしょうか。
結婚式にたくさん参加していたり、カタログギフトをよく目にする人は、気づいてしまうと思いますが…。
親や兄弟にも必要?
親は披露宴の主催者側になるので、引出物を用意する必要はないけれど、記念になるのでと、親に贈ったカップルも。きょうだいは、親と別世帯の場合は贈るのがマナー。同世帯でもお祝いをもらったら、新婚旅行のお土産などを奮発して。
私は親に記念に贈りました。
今も送った品物の箱が飾ってあり、親からの愛を感じます。
親からしたら、何十年もかけて大切に育ててくれた子供の大切な日なので、子供からも最大限のありがとうを表現したいですよね。
おわりに
結婚式も二次会も引き出物も私の中で不評の嵐が巻き起こり、頭痛腹痛がいつ止むのか、といった状況です。
参列者から見ると、やはり「お金」は見える。
日取り、会場、料理、ドレス、演出、引き出物・・・
この中で参列者が受け取るものは料理と引き出物と、会場の雰囲気。
引き出物は特にご祝儀と絡んでくる部分があります。
ご祝儀を包むほうもそうですが、引き出物を渡すほうも、相手のことを考えてお渡しするべきですよね。
「私たちの関係はお金じゃないのよ!」
なんてきれいごとは通用しません。
お金は、大切なものなので。
調べていて驚いたのがGoogleの検索関連キーワードに
「引き出物 ケチられた」
「結婚式 引き出物 ひどい」
というワードがあったことです。
関連キーワードにそんなワードが上がってくることに驚きました。
新郎新婦に「ケチられた!」「ひどい!」と感じた人が世の中にたくさんいたということのあらわれですよね。
結婚式、参列するのがさらに怖くなりました。
今回の印象のまま新婦に対しネガティブなイメージを持つのが嫌だったので、本人にそれとなーく、やさしめーに、ズバッと聞いてみました。
私「うち以外にも夫婦で来ていた人いたけど、引き出物は一人で来ていた友人とおなじにしちゃった?」
新婦「うん。同じにしちゃった」
私「そうか…一般的にはあんまりよろしくないかもしれないから、新婚旅行のお土産とかでごまかしたほうがいいよ。」
新婦「忘れてた。ごめんね。そこまで気が回らなかった。調べもしなかった。」
私「そうか…。会社の上司の分が心配になってきた……」
うーん…。
この娘がこういうクオリティぶちかます人だとわかっていたものの…。
新郎に対する印象がネガティブになりましたね。
結婚式への参列、やはり怖いですね。
結婚を準備されている方は、お祝いをしに集まってくださる方のことを想って準備されるといいかもしれませんね。