妊娠適齢期はある。生物的に当たり前の理由とは？
女性の社会進出が当たり前になってきている日本
その因果か、晩婚化や出生率の低下が起きていますよね。
少し古い(2000年のデータ)ですが
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/whitepaper/measures/w-2004/pdf_h/pdf/g1020110.pdf
晩婚化と出産についてデータをもとに個人的な意見を話したいです！！！
晩婚化について
2000年の段階で、20歳から34歳の未婚率が
男性：68.2%
女性：55.5%
その20年前の1980年の未婚率は
男性：52.4%
女性：33.3%
めちゃくちゃ上がってますね。
2019年の今はいったいどんな数値に…
（ある程度上がってしまえば横ばいになるかもしれませんが）
20歳から34歳って、現代社会でいったい何をしているでしょうか
20歳って、まだ学生の人が多かったのではないでしょうか？
2018年の大学進学率が57.9％だそうです。
就職だけでなく、専門学校という選択肢も当然あるので
学生だった人がほとんどだったのでは？
大学生を基準にすると、22歳までは学生をしています。
学生結婚ってあまり聞かないというか
「収入が少ないのに結婚するのはおかしい！」
という考えがありますよね。
私がもし親になって、子が学生結婚したいと言ったら考えてしまいます。
23歳で就職、または大学院に進学（文科省の調べでは11％ほど）
私は大学院に進学しましたので25歳で就職。
さてここからです。
「就職したら3年は辞めるな」
みたいな話をよく耳にしますよね。
さらに、就職して1から2年くらいは一人前になるのに必死で
仕事が少し楽しくなってくるのが3年目くらいですかね。
23歳で就職したら26歳
25歳で就職したら28歳
うーむ。
私は27歳で結婚しました。
結婚しても仕事は続けられるので。
私の周りでも26歳から28歳は結婚する人が多かったです。
しかし
「もう仕事が楽しすぎて恋愛なんかより、しごと！」
「出会いがない！」
「趣味に生きる毎日！最高」
そんな人がたくさんいるわけですよね。
女性が社会に出て、女性がひとりで自由に使える時間やお金が増えたら
わざわざ結婚をするという選択肢が出てこない方はたくさんいらっしゃると思います。
その結果未婚率は上がって晩婚化につながるのではないでしょうか。
出産について
女性は毎月、ずどーーんと憂鬱な月経がきますよね。
受精卵のお布団の敷きなおしみたいなことですよね。
「今月も受精卵さん来なかったのでお布団はがしまーす」
べりべりべりぃっ！！！
痛いですよね。不快ですよね。
その話は置いておいて。
初めて月経が来たのって、ティーンエイジャーくらいじゃなかったですか？
10歳くらいから遅くても18歳くらいまでには来ていると思います。
そこから数年月経を繰り返して、安定して赤ちゃんが授かれるようになるのかな？
14歳の母というドラマがありましたが
義務教育のうちから赤ちゃんを産める人がいるということは
30歳の私は、その機能を使わずに15年くらい経っているということです。
社会的には晩婚化がスタンダードみたいになってきていて
27歳で結婚したということを
「早いね！」
と表現する方もいらっしゃいます。
いや、遅いですよ！！！
社会的には結婚も出産も遅い方はたくさんいらっしゃいます
社会は変化して進化しています。
しかし、私たちの身体はどうでしょう。
個ではきっと進化していませんよ。
身体は、もっと早い出産を望んでいると思います。
さらに、排卵される卵の数は生まれた時から決まってしまっています。
遅くなればなるほど少ない卵でのトライとなるのです。
妊娠する確率は歳をとるにつれて下がっていきます。
先日婦人科で聞いた確率は30歳だと25％くらいだとか（1チャンスにつき）。
チャンスは月に1回しかない。
年に12回しかない。
27歳（就職2年目）で結婚しましたが
子宮内膜症の発症や仕事への影響もあったため
妊娠は希望していませんでした。
そうこうしているうちに、1年間の社内プロジェクトに参加することになり
さらに妊活ができない状況が続き
任期が終わった今、やっと妊活をしているのです。
30歳になる前に…と思っていましたが
どうしても他人への影響を考えてしまって、踏み出せませんでした。
子宮内膜症も悪化して、私の中で妊活がめちゃくちゃ大事になってきています。
もっと早く結婚していれば…
もっと早く妊活していれば…
私が考える結婚適齢期、妊娠適齢期
私個人が考える、現代社会における適齢期は
結婚：24歳前後
出産：27歳前後
あくまで個人の考えです。
異論はあると思います。
もし、未婚の方がこのブログをみてくださっているのなら
社会的にではなく、あなたやパートナーの身体的に
結婚したほうがいいのか、妊活したほうがいいのかを
ぜひ考えてみていただければと思います。
