心を柔らかくほぐすための秘伝の書:『生きづらいHSPのための、自己肯定感を育てるレッスン』

f:id:nachi_cinnamo:20190903030522p:plain

 

9月5日発売の『生きづらいHSPのための、自己肯定感を育てるレッスン』が9月3日まで無料公開されていたので、HSPの私もざーっと読んでみました。

 

9月3日までの無料公開されているサイトはこちら

無料公開『生きづらいHSPのための、自己肯定感を育てるレッスン』 | 1万年堂出版

 

生きづらいHSPのための、自己肯定感を育てるレッスン

生きづらいHSPのための、自己肯定感を育てるレッスン

 

 

 

 

 

 

自己肯定感は、自分で自分を肯定できることです。

私もですが、他人と比べてしまって、「私ってなんてダメな人間なんだ」という感情によく陥ります。

昨日もそんな感情になりました。

 

HSPの生きづらさへの対処法が書かれている本では、だいたい同じようなことが書かれています。

・HSPってこんな人です。こんなことありましたよね?

・HSPの人の感じていることは他人が感じていることと違うよぉ

・物事を気にしすぎることを気にしすぎないで!ダメじゃないよ!

だいたいこんな感じです。

 

この本は元(?)看護師でHSPの高木のぞみさんと精神科医の高木英昌さん(非HSP)のお二人が書いています。

 

この手の本はカウンセラーやHSPのナニカの方が書いていることが多いのですが、カウンセラー以外の方が書いているというのがちょっと面白かったです。

 

メインはHSPの高木のぞみさんが書かれているのですが、途中コラムとして英昌さんが非HSPの視点でHSPのことやうつ、トラウマなどについて書いてくれていることで、より一層自己肯定感が増すような仕組みになっている気がします。

 

 

 

 

私は、前述しましたが、とにかく自己肯定感が子供のころから低くて今もなお低いです。

HSPに関する本を読むとどれも自己肯定感という言葉はないにしろ、同じように、「大丈夫だよ~いいんだよ~」的なことが書かれています。

読むたび、思い出すたび、ネガティブなことを考える度、「いいんだ、大丈夫だ」と思ってみますが「…たぶん。」とまた一つ弱気になってしまうんですよね。

 

肝心の自己肯定感を育てるレッスンとして、自分のこれまでの人生の出来事を家族の状況と年齢と感情とを共に書き出す自分年表が提案されています。

 

これ、昔なにかの勉強会か研修かなにかでやったことがあるのですが、つらかったことを思い出して涙をこらえるのに疲れて疲れて仕方がなかったです。

 

自分のことを知り、昔の自分を救い上げるのが今の自分

「あの時のあれは、HSPの特性なんだよ。大丈夫だよ。」と。

こうして自己肯定感を育てていくのかなぁ。

どうしても、過去にあった自分の無理を自分が一番わかっているから、私の場合、ちょっと難しいかもしれないなぁと感じました。

周囲の期待や喜びを敏感に感じ取ってしまうからこそ自己犠牲のような形で発生した無理があった場合、どうやって救ってあげたらいいんだろう。

 

 

 

最終章に、HSPの高ぶりやすいセンサーを落ちつけたり、緊張して固まってしまった心を柔らかくほぐすためのヒーリング法が書かれているのですが、高木のぞみさんは様々な資格を持っていて様々な分野からヒーリング法を提案してくれています。

 

自己肯定感を育てることがこの本のメインではありますが、何かを変えたり育てたりすることにはとにかく時間と労力がかかってしまうので、ヒーリング法を載せてくれているのはとてもありがたいことだなと感じました。

「自己肯定感を育てなきゃ!!!」なんて力が入ってしまって心が凝り固まることもありますからね。

 

食事で心を元気にしたり、心が落ち着くアロマのレシピがかかれていたり、フラワーエッセンスで心を癒したりと様々でした。

 

凝り固まった心をほぐさないと、心が育ちにくいような気がする。

筋肉は、ガチガチのまま運動すると危ないですからね、心もきっと同じです。

 

HSPでも非HSPでも心を柔らかくほぐすためのいいことが書いてある本でした。

 

9月3日までの無料公開されているサイトはこちら

無料公開『生きづらいHSPのための、自己肯定感を育てるレッスン』 | 1万年堂出版

 

 

生きづらいHSPのための、自己肯定感を育てるレッスン

生きづらいHSPのための、自己肯定感を育てるレッスン